Root One

数学中心のブログです。

やまない雨はない

何か落ち込むことが続くとこの言葉に勇気づけられることがあります。

しかし、実際どの程度待てば、雨は止むのでしょうか。

今回は、それを気象庁のデータ(2018東京)をもとに分析してみました。

注:以下の実験結果には、データの読み間違いやプログラムミスなどが原因で間違いがあるかもしれません。ご注意ください。

雨が降っていることの定義

ここでは、雨が降っているということを

1時間単位で見て、

(気象庁のデータの表記上の) 0.5ミリ以上の降水量があることと定義します。

(最小単位を1時間としているので、仮に10分で1ミリ降って、残り50分は晴れていたとしても、1時間で1ミリの雨が降っていたとみなします。)

降水量がある連続最長時間

1日ごとに、連続した雨の記録を一旦リセットして考えるとすれば、

9月20日 0時  から 9月21日 21時までの

22時間が連続降水の最長記録となっていました。

(意外にも丸1日雨が降っていたことは2018年には1日もなかったことになります。)

雨宿りの時間についての考察

22時間というのは、雨宿りする時間としては厳しい時間です。現実的にはカフェなどで頑張って時間を潰したとしても、1~3時間くらいではないでしょうか。

 2018年東京のデータ.

1時間以上雨が続いた日数 117日
2時間以上雨が続いた日数 85日
3時間以上雨が続いた日数 72日
4時間以上雨が続いた日数 58日
5時間以上雨が続いた日数 49日
6時間以上雨が続いた日数 36日
7時間以上雨が続いた日数 28日
8時間以上雨が続いた日数 19日
9時間以上雨が続いた日数 13日
10時間以上雨が続いた日数 10日

 上の表を参考にすると、仮に、雨の日が一様に分布していたとしてですが、大体 80% 程度で3時間待てば雨は一旦はやむようです。

実際は、台風や梅雨や秋雨の季節に長い雨が集中するので、それら以外の期間であればもっと雨宿りの時間は減り、逆にそれら前線が発達する時期であれば、より長い時間が必要になってくると思われます。

ちなみに、6時間以上続く雨があった日を列挙すると

  1月  8日 1月17日 1月22日

  2月  1日 2月  2日

  3月  1日 3月  8日 3月  9日 3月21日 3月22日

  4月15日    4月18日 4月25日 

  5月  3日 5月  7日 5月  8日 5月  9日 5月13日 5月30日

  6月  6日 6月10日 6月11日 6月15日 6月20日

  7月  6日 7月29日

  8月  8日

  9月10日 9月15日 9月20日 9月21日 9月25日 9月27日 9月30日

10月27日

11月  6日

の合計36日となり、月によって一様に分布していないことが分かります。

1年で雨はどれくらい降っているのか

2018年の降水があったという日をカウントすると117日で、1年の約 \dfrac{1}{3} になります。これは意外に多い印象を与えます。

しかし、次のようにすべて時間単位で考えると

降水があった時間 / 全体の時間

= 663 / 8759

= 約 7.6%

となり、雨が降っている時間は、全体の時間の \dfrac{1}{10} 未満であることが判明します。

また、これらの値は少なくとも過去3年では、そう大きくは変わっていません。

実際、

2017年.  降水があった日数: 114.   降水があった時間の割合: 約8.0%

2016年.  降水があった日数: 128.   降水があった時間の割合: 約7.9%

となっています。